てぃーだブログ › 沖縄クワンソウ普及協会(クヮンソウ/アキノワスレグサ) › クワンソウの誤解 › クワンソウの美味しい季節になりました

2012年03月01日

クワンソウの美味しい季節になりました

お野菜としてクワンソウの白茎が美味しい季節になりました。

クワンソウの美味しい季節になりました

気候によってズレることもありますが、2月~6月がクワンソウの旬です。

クワンソウの白茎(正式には「葉」です)とは
葉の根元に近い部分の袴状に重なっている白い部分のこと。

他の素材の邪魔をしない淡泊な味ながら、ほんのり甘く、シャキシャキとした食感が魅力です。

チャンプルーやチャーハンのように炒めても、煮物やスープとして煮込んでも、
餃子やハンバーグなどに混ぜて焼いても、茹でて胡麻だれや梅などと和え物にしても
美味しい上に、いつものも料理が新鮮に変身します。


★クワンソウを料理するときの要注意事項★


クワンソウを料理するときは、必ず火を通して

ユリ科の植物の多くは微量ですが「コルヒチン」や「アントラキノン」など下痢などの原因となる成分が含まれています。
これらの成分は熱に弱いので、昔からクワンソウは煎じて(シンジムン)食されてきました。
ですから、クワンソウは必ず熱を通して食べるようにしてください。
しっかりと火を通していれば、安心してお召し上がりになれます。


緑の葉の部分は、繊維質が強く、食べづらい


濃い緑の部分は、一般的には、野菜よりもお茶やサプリメントの原料として活用されています。

野菜として使う場合は、細かいみじん切りにしたり、ミルなどで粉末にするなどして、ひと工夫しましょう。

おススメは、汁ものやシンジムン、煮込み料理などに
クワンソウの葉の部分を、ブーケガルニのように束ねて煮込み、食べる前にお鍋から出す方法。
疲れた日の夕食や風邪などで体調が悪いとき、気分がふさぎがちな夜などの「ぬちぐすい」です。





同じカテゴリー(クワンソウの誤解)の記事

Posted by 沖縄クワンソウ普及協会 事務局 at 18:08│Comments(0)クワンソウの誤解
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。