2011年12月13日

農商工連携シンポジウム

農商工連携シンポジウム昨日、2011年12月12日(月)
沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ 彩海の間にて
中小企業支援・農商工連携プロデューサー人材育成事業シンポジウムが開催されました。
テーマは電子書籍業界に学ぶIT活用ビジネス ~企業・地域・資源・コンテンツの連携~」

第二部のパネルディスカッションでは、コーディネーターの㈱海邦総研の比嘉明彦氏をはじめ、ソニー㈱の野村秀樹氏、作家で大学講師の仲村清司氏、国内外で活躍するエンタテイメントプロデューサーの池上寛明氏、沖縄の電子書籍を扱う「沖縄eBooks」をプレオープンした㈱近代美術 専務の小井土恵美氏など、そうそうたる方々に並んで、沖縄ハム総合食品株式会社の大嶺新子氏もパネリストとして登場しました。

大嶺さんは、オキハムとして初めて食肉加工事業以外の分野に取り組まれており、新連携事業や本部漁協と共同開発した「沖縄もとぶのかつおめし」をはじめ、水産加工業推進、健康・美容飲料の開発推進を担当し、ご活躍されています。

農商工連携シンポジウム
パネルディスカッションでは、今帰仁ざまみファームとソムノクエスト㈱と連携してクワンソウ抽出エキス「ヒプノカリス®」を配合した美容飲料「OKI-REI」の広告や販売促進のIT活用事例を紹介されていました。

商品発表記者会見は、従来のスタイルではなく、てぃーだブログの全面バックアップのもと、ブロガーを巻き込んだ「パジャマパーティー風記者会見」という手法に挑戦。
若い女性ブロガーを対象に、様々な企画やイベントを毎月展開して、ユーザーの情報発信を促進することにも成功しました。
また女性に人気のある紙媒体「ほーむぷらざ」やTV-CM、店頭POPなど、様々なメディアを複合的に活用するメディアミックスを実現し、幅広い層への訴求も進めています。

農商工連携シンポジウム

他のパネリストの皆さんの貴重なお話を伺って、これからの情報発信やビジネスは、ITを上手に活用することで、離島県であることや、企業の大きい小さいなどに関わらず、たくさんの可能性が広がっていると感じられたシンポジウムでした。

沖縄には生まれ育ったウチナーンチュにとって、身近すぎて気づかない、素晴らしいものがたくさんあります。クワンソウもそのひとつ。今後もITを活用したデジタルな情報発信と、直接、お顔を見ながらお知らせできるアナログな普及活動に努めます。

*追記 ≪関連記事≫
●沖縄タイムス 2011年12月14日 電子書籍普及で討議 事業可能性探る



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Posted by 沖縄クワンソウ普及協会 事務局 at 13:34│Comments(0)イベント
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